2015 新年挨拶  理事長 太田恵理子 



2015 新年挨拶  理事長 太田恵理子 

 

      新年挨拶  2015

 

                                                 社会福祉法人 三恵会 理事長 太田 恵理子

 

 謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 四国でも初雪の舞う、新年の幕開けとなりました。

 10年後に迫る2025年、超高齢化社会が身近に感じられるようになりました。私たちの地域でも、福祉や医療の変革が始まっております。

 地域の福祉サービスや医療サービスも、より機能分化、効率化が求められています。各事業所、各法人がそれぞれバラバラにサービスを展開するのではなく、それぞれ得意分野を分担し合い、カバーし合って、地域の皆様の医療福祉ニーズにお応えすることが、これからの課題と思われます。
三恵会におきましても、各施設がそれぞれの強みを磨き、機能分化に備えて参ります。

  まず、老健の「リハビリステーション三恵荘」「希望の館」は本来のリハビリ機能を強化し、家庭復帰を目指すご希望を叶えます。

  福祉館「恵海」はグループホームとユニット型特養の合築のメリットを生かし、認知症高齢者のきめ細やかな、連続性のある介護を洗練させてゆきます。

 「やすらぎの郷」は十全総合病院、住友別子病院と近距離である立地条件や、大規模施設の看護師配置の手厚さを武器に、持病が多い虚弱な高齢者のご要望にも応え、医療機関との連携を一層強化します。

「ハートランド三恵」は看取りの取り組み、介護研究への取り組みの経験値の高さを生かし、法人の「教育施設」として機能します。

「コミュニティハウス三恵」は子供、知的障害者、高齢者が触れ合い、支えあえるという個性を生かし、刺激あるデイサービス機能、子育て支援機能を充実させてゆきます。

 障害者支援施設「三恵ホーム」は福祉の原点に立ち返り、身体に障害のある方のより良い生活、社会参加を継続して支えます。

「慈光園」は養護老人ホームとして、社会的弱者であるご利用者が、少しでも長く自立生活が送れるように、自立支援サービス、介護サービスを上手に駆使して支えます。

 「十全保育園、中萩保育園」は、貴重な働く子育て世代を温かく、賢くサポートします。

  三恵会のテーマは、福祉人の育成です。すでに始まっている、超高齢化社会の需要にお応えするために、応用力のある、福祉マインドを持った人財を多く育てることです。

 高齢者、障害者、保育、学童と多分野の福祉サービスを経験することが出来る希少な法人として、適材適所の人事配置や多様な経験を積んだ福祉のプロの養成に、今後も力を注ぎます
地元で働きたい若者が、夢を持って福祉の道を目指せるように、三恵会の全職員が輝く存在でありたいものです。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

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